星野織部と藤堂見好

◎小姓から五千石の年寄に

 星野織部といえばと徳川宗春の寵臣としてあまりに有名、と思っていたが、現時点でwikipediaのページすらない。まずは、『稿本藩士名寄』を元に経歴を記す。

星野則昔  長之助 常四郎 此面 軍之右衛門 仁左衛門 藤馬 弥右衛門 司馬 織部 夢夕

星野七右衛門三男

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宗春を追い落とした家臣たち

柳営日次記

◎不都合な真実は幕府の日記にあった

 PKO活動で当該エリアでの戦闘の有無が国会で議論された際、自衛隊の日記を破棄したという耳を疑う言葉があった。結局はデータとして残っていたわけだが、国が行っている活動の記録がPKOやりました、だけで済むわけはない。現場の記録を軽視している。事件は現場で起こっているのだ。

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入墨か、半剃りか

◎入墨は極道。タトゥーはおしゃれ。

 オリンピックを機に銭湯の「入墨者お断り」を見直そうという。筆者が銭湯を利用していた京都では倶利迦羅紋紋のおじさんを時々見たものだが、恐怖を感じることはなかった。それが集団になると威圧感も出てくるだろうが、入墨者はマイナリティだった。谷崎潤一郎の書いた張りのある女の白い肌の刺青は想像の中で美しいが、実際に男風呂で見たものの多くは輪郭がぼけて猫か虎かわからなくなって垂れた肉の上にへばり付いて萎びていた。

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